収納を備えたベンチが一直線に伸びるLDK。家具が好きという奥様が選んだお気に入りのインテリアが散りばめられている。
機能性が重視された設計に オーナーのセンスが光る暮らし 新潟市 K邸
部屋のあちこちに置かれた観葉植物の緑が爽やかなK邸。リビングのベンチや洗面台、ランドリールームなど、造作家具が至る所に見られるこだわりの家は、元々ビルダーのモデルハウスとして計画されたものなのだそう。「この建物と出合ったのは建築中でしたが、絶対ほしいと思っていたパントリーやランドリー、独立洗面台やウオークインクロゼットがあり、購入を決めました」(奥様)。 リビングの床は質感豊かなクルミ材。そこに調和するように、バランスよく家具が配されています。リビングの一角には3畳の和室もあり、小さなお子様の遊び場やゲストの寝室として重宝しているのだとか。「吹き抜けで明るいのもいいですね。ここに住んでから、庭の手入れも楽しみになりました」(ご主人)。
オークの円テーブルやシェルチェア、観葉植物が溶け合うダイニング。「キッチンから庭やダイニングを眺めるのが好きです」(奥様)。
リビングの奥に見えるのは、籠もり感のある小さな和室。アーチの下がり壁に遊び心が感じられる。
ランドリールームは4畳の広々とした空間。洗濯物を畳むのに便利なカウンターや収納棚も充実。
玄関のそばに設けられた独立洗面台は、木の温かみあふれる造作。鏡と棚が一体になったデザインがかわいい。
階段で上がれる小屋裏はくつろいで過ごせる畳敷き。普段使わない雑貨や漫画をこちらに収納。
ルーバーで目隠しされた広いポーチが特徴的な外観。植栽の緑が建物に優しい表情をプラス。
1F
2F
-
お客様の声
この家で気に入っている場所の一つが広いランドリールームです。私は洗濯物を外干しするのが嫌で、バルコニーは要らないと考えていました。その分広いランドリールームが設けられているこの形は理想でした。また、玄関正面が通り抜けられるパントリーになっていて、買い物帰りに食品をパントリーに収納しながらキッチンへ向かえるのも便利です。パントリーは、トイレットペーパーや猫のエサなど、日用品の収納にも役立っています。
-
担当スタッフコメント
「ちょっといい家、ちょうどいい家」をコンセプトにした家づくりをステーツは大切にしています。この家は窓際をこだわってつくっていて、例えばリビングに設けた造作のベンチは大人数でも座れる場所と収納の両方の役割を担っています。3畳の和室は、私が金沢で見た茶室から着想を得て考えたもので、入口も茶室のように小さめにしています。今後も、背伸びし過ぎることなく妥協し過ぎることもない、ちょうどいい家をつくっていきたいです。
(株) ステーツ
新潟南展示場 支店長 板垣 達心DATA 家族構成 夫婦 竣工日 2021年08月 構造 在来軸組金物接合工法 延床面積 113.44m² (34.31坪)
1F 62.10m² (18.78坪)
2F 51.34m² (15.53坪)
設計者 板垣 達心 家事ラク