ステージのような小上がりはさまざまな用途に使える便利なスペース。高さがある分キッチンとの距離も近く感じられる。
アパートで感じた収納不足を解決 家事の時短も叶える間取り 三条市 T邸
お子様が生まれるとアパートの収納不足に悩むようになったというTさんご夫婦。「新居の計画では、充実した収納スペースと、吹き抜けのある広いリビングを希望しました」(奥様)。 収納に関しては、玄関からまっすぐ通り抜けられるシューズクロークや、水回り付近に 3畳のファミリークロークをレイアウト。それにより、ものが片付けやすくなったそう。「洗濯をして乾いた服をハンガーに掛けたまま収納でき、家事の時短に繋がっています」と奥様。 LDK内で特徴的なのが、お子様の昼寝やおもちゃ遊びに活躍する3畳の小上がり。リビング学習用のカウンターも造作されています。「小上がりの下の引き出しにおもちゃを収納できるのもいいですね」(奥様)。
キッチンから見渡すリビング全景。「家の中を娘と一緒に走り回れるようになったのも満足していることです」(ご主人)。
LDKの奥に配された洗面室を中心に、ファミリークローク、トイレ、脱衣室兼サンルームが配されている。
照明一体型プロジェクター「ポップインアラジン2」が設置された寝室。「娘と一緒に動画を見てから眠るのが習慣になっています」(奥様)。
幅2.7mのワイドなカップボードには黒で統一された調理家電がずらり。濃いグレーの壁紙が飾り棚の小物を引き立てる。
玄関とシューズクロークが一直線に連なる家族用の「ただいま動線」。シューズクロークで靴を脱ぎ、ダイニング側からLDKに入れる。
雨の日でもたっぷりと光が降り注ぐ4.5畳の吹き抜け。「冬はリビングのエアコン1台で快適に過ごせました。吹き抜けを通って暖気が2階にまで行き渡るのもいいですね」(ご主人)。
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お客様の声
独立した和室ではなくリビングになじむ畳コーナーにしたくて小上がりを造って頂きました。下の子が生まれて4カ月ですが、小上がりに布団を敷いておけるのでベビーベッドがいりません。キッチンのすぐ前に小上がりがあるので、「何を作っているの?」と、上の子が料理をする様子を見に来たりもします。それから、自分が子どもの頃、よくリビングで勉強をしていましたので、小上がりの窓側には学習用のカウンターも設けました。
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担当スタッフコメント
細かくヒアリングをし、動線を意識してプランを作成しました。中でも玄関からまっすぐ入れるシューズクロークは、ご主人が帰宅してからの動きを聞いてご提案したものです。キッチンからも近いため、ゴミの一時保管をする場所としてもお使い頂けます。それから、日々の掃除がしやすいように引き戸は全て吊り戸にするなど、暮らしやすさを考えてさまざまなご提案をさせて頂きました。
営業設計 鈴木友理
DATA | |
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家族構成 | 夫婦 子ども2人 |
竣工日 | 2022年12月 |
構造 | 木造軸組工法 |
延床面積 |
118.82m²
(35.93坪)
1F 68.31m² (20.66坪) 2F 50.51m² (15.27坪) |