奥様の夢を現実にしたブティックのようなクロゼットルームのある家
所在地/新潟市 家族構成/夫婦 竣工/2010年3月 構造/木造軸組工法 延床面積151.58m²(45.76坪) 1階73.20m²(22.09坪) 2階78.38m²(23.66坪)
わが家のココが好き
奥様のクロゼットルームからパウダールームを望む。
映画「セックス・アンド・ザ・シティ」の主人公のクロゼットをモチーフにした空間は、「やっぱり女友達に受けがいいです」(奥様)。思わずため息が出る優雅な空間だ。
同じ職場で働くMさんご夫婦が求めたのは、「一人ひとりの時間を大切にできる住まい」。ホームシアターの設備を整えた1階のリビングは二人の時間を楽しむ場所ですが、2階にはご夫婦それぞれの部屋を設けました。
大量の蔵書があるご主人には、壁一面の書棚を備えた書斎を。そして奥様には、カウチを置いてくつろげるパウダールームと、ロフト付きのクロゼットルームを用意しました。
特に奥様の部屋は、海外ドラマのインテリアやさまざまな書籍などを参考に、コーディネーターとアイデアを出し合いながら造り上げた空間。お気に入りの洋服を掛けたクロゼットルームでは、まるでブティックで品定めするように、その日の洋服を選べます。
「実際にはほとんど一緒にリビングにいますが、それぞれの部屋があるという気持ちのゆとりは大きいです」と口をそろえるご夫婦。 お互いのプライベートを尊重し合うことで、さらに絆が深まったご様子でした。
ある店舗のトイレにインスパイアされた奥様が「特にこだわって造ってもらった」という2階トイレ。写真正面の壁紙やモザイクタイルの床がなんとも美しい、アーティスティックな空間に仕上がった。
1階のLDKは、二人の時間を過ごす場所。床暖房用にいぶしたアッシュ材の床が、シックな趣を演出する。
読書家のご主人のために造られた書斎には、壁面いっぱいに本が陳列されている。ここに収められている以外にも、まだまだたくさんの蔵書があるのだとか。
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