タイル、無垢材、鉄・・・異素材の競演が生んだ上質な空間
所在地/新潟市 家族構成/夫婦+子ども3人 竣工/2010年11月 構造/木造軸組工法 延床面積165.61m²(50.00坪) 1階85.29m²(25.75坪) 2階80.32m²(24.25坪)
わが家のココが好き
リビング(写真奥)とL字型で繋がる開放的なダイニング・キッチン。リビングの床には柔らかな無垢材を、そしてダイニング・キッチンの床には黒いタイルを採用。
質感の違う異素材の組み合わせを楽しんでいる。
当初から「木と鉄を組み合わせた住まい」と、明確なイメージがあったYさんご夫婦。「初めは、床は無垢材がいいな、という漠然としたイメージでした。でも、見学会で見た無垢材の床に置かれたステンレスのキッチンや、テレビで見た鉄製の棚がすごくすてきで、木や鉄など、異素材を組み合わせた住まいに引かれました」(奥様)。
その希望通り、LDKは一繋がりの開放的な空間でありながら、リビングは足触りの心地よい無垢フローリング、ダイニング・キッチンは黒いセラミックタイルと、異なる床材を採用。さらに、オールステンレスのシステムキッチンの背面には、無垢タモ材の一枚板を使った造作棚、ナチュラルなリビングの一角には、シャープな鉄製の収納棚を設置。柔らかな風合いの無垢材と、硬質な鉄やタイルといった異素材を巧みに組み合わせることで、スタイリッシュな空間でありながら優しい温もりを感じる、独創的な住まいを造り上げました。
ソフトとハード、質感の異なる素材の競演を楽しみながら暮らしています。
「リビングはナチュラルな雰囲気で」と、ご夫婦は床に無垢クリ材を採用。ナチュラルな空間に置かれた、重厚感のある鉄製の造作棚は、奥様がテレビで見て一目惚れしたイメージを再現したもの。
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