ゆったりとしたソファが置かれた高天井のリビング。吹き抜けとリビング階段が開放感をつくり出している。セラミックのような質感のキッチンは、グラフテクトのメルクリオ。
シックなキッチンを中心に 目指したのはジャズが似合う空間 新発田市 T邸
LDKの中心に据えられた、ダークグレーのⅡ型キッチンが目を引くT邸。メラミン樹脂のキッチンはウォルナットの床との相性もよく、家具のように空間に溶け込んでいます。「私たちは二人とも料理をするのが好きなんですが、並んで作業がしやすいのもいいですね」(奥様)。 天井高2,800mmの開放的なリビングや、スチール製の手すりがスタイリッシュな階段など、変化に富んだインテリアも特徴。テーマは「ジャズ音楽が似合う空間」で、落ち着いた色味の家具がリラックスした雰囲気をつくり出しています。「帰ってきたくなる家ですね。時間の流れがゆっくりと感じられるようになりました。休日に芝の手入れをするのも新しい楽しみになっています」(ご主人)。
上階から見下ろす階段とリビング。スチール製の手すりが風や視線の抜けをつくり出す。
片流れ屋根がスタイリッシュな外観。2種類のサイディングでコーディネートされている。
シューズクロークを備えた玄関。靴だけでなくコートなどの上着も収納できる。
作業がしやすいⅡ型キッチンは、ミーレ社製の食洗器付き。
キッチン裏手の廊下はギャラリーのような空間。ニッチにはTさん夫婦が旅先で集めた器がずらり。
洗面ボウルがフラットに接合された洗面カウンターはアイカ工業製。広めの洗面脱衣室は、物干し・収納を兼ねている。
-
お客様の声
いろいろな住宅会社さんを見に行ったり、資料請求をしたりしましたが、アドハウスさんのつくった家を見て、そのデザインに魅力を感じました。後日アドハウスさんが行っている「お金の勉強会」に参加したのですが、設計の田邊さんの人柄に引かれ依頼を決めました。
-
担当スタッフコメント
当初セミナーへお申し込みいただきましたが、あいにく定員オーバーで直接事務所へ来ていただき、お話をさせてもらったのがT様との家づくりのスタートでした。資金計画と土地選択から一緒に話し合い、特に土地については、要望・希望・エリアなどが二転三転四転とし、良し悪しを確認しながら決めていただきました。プランについても同時並行でご提案しておりましたが、こちらも当初の要望から変更が多数発生。最終的にはデザインキッチンがセンターに納まる、どこにいても人を感じられるような間取りとなりました。お互いに、良い・悪い・好きなことをストレートに伝え、T様からは要望・希望を、私からは設計的提案や住んでからの使い勝手を中心にダメ出しを繰り返した結果、喜んでいただける家として完成したと思っています。とても楽しい打合せでした。
GM 田邊 龍司
DATA | |
---|---|
家族構成 | 夫婦 |
竣工日 | 2021年05月 |
構造 | 木造軸組工法 |
延床面積 |
96.88m²
(29.23坪)
1F 62.93m² (18.99坪) 2F 33.95m² (10.24坪) 備考 ※建築主様のご要望で平面図は省きます。 |
設計者 | 田邊 龍司 |